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「ジブン」のためのブログ生活、はじめました。

やる気が起こらない・・・。外的刺激で「やる気スイッチ」をつくるテクニック

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「勉強が全然はかどらない」

「筋トレしなきゃと思うのに、ついダラけてしまう」

「読書を習慣にしようと思って本を買ったが積読になってしまっている」

こんな状況に陥ってないですか?

 

これはやらないことのメリットが優先する、「肯定的意図」が働いていると言えます。

肯定的意図についての内容はこちらの記事で書いてますので、よかったらご覧ください。

 

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前回の記事ではやめたいのにやめられない。

しかし、上記の例でいくと、やらなきゃいけないのに始められないのでちょっと意味合いが違いますね。

「自分のヤル気を引き出す」にはどうするか?

 

そこで『アンカリング』という、ちょっとしたテクニックをお伝えしていきます。

 

アンカリングとは?

人に備わっている五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の刺激という自然な過程を引き金にして望ましい状態をつくり出すために、過去に体験した望ましい体験を人為的(意図的)に引き出すことです。

 

条件付けをする

「〇〇だから、こうである」といった条件付けです。

この条件付けで有名なのが『パブロフの犬』の実験です。

 

ベルの音で呼ぶ⇒餌の時間を知らせる⇒犬が餌がもらえると認識し、よだれを垂らす

といった実験を繰り返した結果、ベルの音がしただけでよだれを垂らすようになったと言われています。

 

実はこの条件付けの特性をスポーツ選手なんかはよく取り入れられています。

有名なところでいけばメジャーのイチロー選手です。

バッターボックスに立って、バットを持った右手を前に突き出す仕草をする。

なぜこの仕草をするようになったかは諸説ありますが、これはイチロー選手なりの集中力の高め方なのです。

 

このように外的刺激を有効活用することで、内的反応を影響を与えようというのが『アンカリング』です。

 

リソース(資源)の活用

アンカリングを行う際、リソース(資源)となるものは「体験」です。

この時のリソースは、その体験の中にある「状態」を指します。

「勉強がはかどらない」なら、過去に一番勉強を頑張っていた時はないでしょうか?

もしくは、部活、仕事などでも自分が一生懸命になっていたときが必ずあるはずです。

その過去に体験したときの心の状態を引き出そうということです。

 

どのように活用していくか?

設定作業から始めます。

まず、自分にどういう刺激を与えて「ヤル気スイッチ」が入るようにするか決めます。

  • 身体のある部分を押さえたとき
  • ある音楽を聴いたとき
  • ある写真や画像を見たとき

など、なんでもよいです。

 

次に、アンカリングを行うための5つのポイントがあります。

  1. 経験の強さ
  2. アンカリングのタイミング
  3. アンカーの独自性
  4. 刺激の複製
  5. 回数

 

1.自身が過去に経験した強烈な出来事を思い出します。

自分があの時頑張ってたなって思える体験です。

「その時の映像」「その時聞こえていた音」「その時感じていた事」

まで思い出せば記憶もより鮮明になるでしょう。

 

2.頭に鮮明に思い出しているタイミングで押さえたり音楽を聴いたりします。

時間にして10秒前後でしょうか。その後しばらくして、同じ動作を行ってその記憶を思い出すか確認します。

うまく思い出さなければ最初からやり直します。

 

3.自分自身がそうしないと思い出さない工程である必要があります。

例えば、「肩に触れたら思い出す」ようにしてしまうと、他人も触れやすい部分になるので勝手に「ヤル気スイッチ」が入ることになります。

 

4.単純に再現できる方法をとります。

複雑な方法にしてしまうとうまく再現できない場合が出てきます。

 

5.同じことを複数回繰り返すことでより強固なスイッチとなります。

 

まとめ

このように自分の気持ちを切り替えたいとき、引き金となるスイッチを設置することで感情のコントロールができるようになるテクニックです。

 

NLP心理学の前提に、

「心と身体は一つのシステムである」

という言葉があります。

思考や感情を変えたいなら、身体を動かせ!ということです。

 

私自身もスポーツジム通いを飽きずに継続できているのは、このテクニックのおかげだと思っております。

 

ぜひ、試してみて下さいね!

 

口下手でも身につく!『質問力』をつける方法とは?

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「これはこうあるべきでしょ!」

「こんなことできるわけないよ・・・」

このように偏見や思い込みによる発言をしてませんか?

もしくは、する人いませんか?

 

人はこれまでの経験や学んできたことにより、自分の尺度で物事を考えたり発言したりします。

それは時に自分の世界観を狭めてしまい、他人との言い争いに発展したり、自分の可能性をつぶしてしまうことになるのです。

思い当たる節ありませんか?

そんな偏見や歪曲、思い込みによって生まれる「停滞状態」からどうしたら建設的な状態に導けるのか?

それはズバリ『質問力』を身につけることです。

 

質問力とは?

不明な点、問題点、腑に落ちない点を紐解いて聞いていくことです。

ただ、「何で?」と聞くだけでは子どもの質問と一緒です。

相手に答えを出させるような具体的な質問ができる力を指します。

例えば上記の例でいくと、

「これはこうあるべきでしょ!」⇒「なぜそのように思うのですか?」

「こんなことできるわけないよ・・・」⇒「何か失敗した経験でもあるのですか?」

など、相手に考えさせる質問を投げかけるのです。

このように、善し悪し、肯定否定の評価は決してしません。

いかに相手の世界観を緩められるかが重要となります。

 

質問力をつける方法は?

まず一番重要なことは『相手に興味を持つこと』です。

相手に興味がなければ疑問に思うことが出てきません。

また、当然相手が質問されて話しやすい環境をつくってあげることも大事です。

  • 基本相手にしゃべってもらう。話を折らない。
  • 話の節には適度に相槌をうつ
  • 話を脱線させる質問はしない

など、基本的に相手に主導権を握らせることです。

 

では、どう質問していくか一つ例をあげましょう。

『自分は何をやってもうまくいかないんだ』

と、ふさぎ込んでいる男性がいたとします。

この発言、とても抽象的ですね?

それに対してどう質問していくかですが、

「何をやってもとは、具体的にどのようなことをお話されていますか?」

「本当に今まで何もうまくいったことはないのでしょうか?」

「では、どうなればうまくいったと実感できるのでしょうか?」

など、相手の頭の中の整理のお手伝いをしてあげるのです。

 

その上でその方が将来望ましい思考・状態になるようにアプローチをかけていきます。

  1. 将来的にどうありたいのか?
  2. 強み・得意なことは何か?
  3. 目標達成の為の手段をどうするか?
  4. まず、何から始めるか?

 

相手が頭の中でつくる世界で「停滞状態」にあるとき、思い込みや歪曲、偏見を解きほぐし、新たな視点を生み出し、選択肢を広げてあげることを念頭に置いて質問をしていくことです。

 

まとめ

このように『質問力』を身につけることは、自分自身も成長してコミュニケーション能力の向上につながります。

頭の良い人たちも総じて『質問力』が高いです。

 

かの有名な理論物理学者 アインシュタイン博士もこう伝えています。

 

〇大切なのは疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。

〇重要なことは、疑問を止めないことである。探究心は、それ自身に存在の意味を持っている。

〇過去から学び、今日の為に生き、未来に対して希望を持つ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。

 

私たちは何となく「わかった風」になってしまう生き物です。

何でも興味を持ち、疑問を持つ習慣をつけることで思考するクセがつき、結果コミュニケーションスキルが備わってくるのです。

まずは身の回りのものから関心を持つクセをつけていきましょう。

根底を知ることで悪習慣は改善できる

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「太ってきたから甘いもの控えたいけど、ついつい食べてしまう」

「読書をしたいのに、見たいテレビを優先してしまう」

「ゆっくり話を聞いてあげようと思っていても、つい話を折ってしまう」

 

このように、「やりたくないのにやってしまう」といったような経験ありませんか?

やめたくても、やめられない。

 

これは『肯定的意図』が働いていると言われています。

 

『肯定的意図』とは

人は自分がダメージを受けないよう、状況に応じて適応する能力を持っています。

一見マイナスに思えるような感情・行動であったとしても、無意識の中で最善の方法をとろうとするのです。

そんなマイナスな部分でも自分の「安全」「安心」を得るために「道具」として活用する、そのことを『肯定的意図』と呼びます。

例えば、

「子どもが毎朝学校に行くときになると、体調悪いと訴えてくる」

これも学校に行きたくないから、気持ちが重くなるという「肯定的意図」が働いている可能性が高いです。

 

前の晩より、具合悪くなるとわかっておきながら、ふとんをかけずに寝てみたり、わざと薄着になってみたりして、翌朝体調不良で苦しむ自分になることを望んでいた。

ここに、「体調不良で発熱などをすることで学校に行かなくてもよくなる」という本人にとってはポジティブな目的が存在しているのです。

 

親の立場としては、

  • 授業についていけてないのか?
  • 友人関係でうまくいっていないのか?
  • いじめにあっていないか?

など、しっかり観察していく必要があります。

 

累計発行部数100万部を超えた著書『嫌われる勇気』で語られている内容にて、心理学者のアルフレッド・アドラーは以下のように考えています。

何年も自室に引きこもっているあなたのご友人は「不安だから、外に出られないのではない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情をつくり出している」と考えるのです。

つまり、ご友人には「外に出ない」という目的が先にあって、その目的を達成する手段として、不安や恐怖といった感情をこしらえているのです。

 これも「安心」「安全」を得るために、不安や恐怖を自室から出なくていい「道具」として利用していると言えます。

 

その他の例をあげますと、

 

「禁煙をしなきゃいけないと思っていても、中々やめられない」

⇒喫煙することでリフレッシュできる体験をしているから、我慢する行為が自分にとっての「安全」「安心」ではない。

 

「健康のために運動すべきだとは思っているけど、ヤル気が起こらない」

⇒エアコンのきいた部屋でソファでのんびり過ごしているほうが楽だから、運動していなくても健康な人をみつけて「安全」「安心」を得ているから。

 

と、このようにポジティブな目的を無意識に探しているのです。

 

改善策は?

とはいえ、こういった悪習慣を変えていきたいと思っていますよね?

そのためには「根底」となる部分を把握し、依存先を変えてしまうのです。

例えば、

「ダイエットしたいのに、食べすぎてしまう」

これは食べることで満足感が得られることが根底にあると捉えます。

それならば、

「お水でお腹いっぱいにしてしまう」

どうしても食べたければ、

「醤油をかけない豆腐など、とにかく低カロリーのものでお腹を満たす」

など、太りにくい要素で代替えしてしまうのです。

 

「禁煙したいけど、我慢できない」

これは上記でも伝えましたが、一息感・リフレッシュ感を味わえることが根底にあると思います。

それなら、

「自分が一息したいタイミングでガムを噛む習慣をつくる」

など、代替えとなるものを利用するのです。

 

まとめ

もし、あなたが「何かをやめたいのにやめられない」ことで悩んでいるのなら、

  • なぜその行為をしてしまうのか?
  • その行為をすることで何が得られるのか?
  • どういったことなら代替えできそうか?

を、考えてみてください。

 

注意しておきたいのが、いきなりすべてを断つ行為はしないことです。

得ていたものが突然「ゼロ」になるとストレスもたまりますし、まず続きません。

 

一つずつ、肯定的意図をみつけて、代替え案を探してみてください。

 

心に響く褒め方、やってはいけない叱り方

 

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子どものこと、ちゃんと褒めてあげてますか?

間違った叱り方、していませんか?

 

正しい褒め方をしないと子どもに伝わらないし、間違った叱り方をすると傷つけてしまうことがあります。

 

褒めるポイント・叱るポイントを意識することで効果が変わってくることをご存知でしょうか?

目を向ける階層をずらせば良くも悪くもなります。

「え?どういうこと?」って思われたかもしれません。

 

「人間には意識の階層がある」

そう提唱したのはコミュニケーション心理学「NLP」のトレーナーとして広く世に広げたロバート・ディルツ氏です。

元々、文化人類学・精神医学などの研究者であったグレゴリー・ベイトソン氏の学習理論における階層性をもとに体系化。

彼はその意識の階層を6つに分けました。

NLPの分野においては『ニューロ・ロジカルレベル』と呼ばれています。

 

この6つの階層について下層部から「ご説明します。

 

環境レベル

私たちが振る舞いを起こす外的世界のことです。

自分自身以外のものすべてになります。

よって他人や学校、会社、社会、食品、衣類などもすべて「環境」となります。

例えば、

「僕の頭が悪いのは、偏差値の低い学校に行ったせいだ」

「この業界の景気が悪いのは、今の日本の社会制度に問題があるからだ」

これ、すべて「環境」のせいにしているのです。

 

行動レベル

自分の外的世界に対する適応反応のことです。

環境の中において自分が何をするのか、または何を行ったかが「行動」となります。

例えば、

「読書をする」

「片付けをする」

「料理をする」

これは、すべて「行動」を起こしています。

心理学では自分の外的世界を接点となるものを「行動」といいます。

 

能力レベル

行動(振る舞い)を支える要素となります。

決断、創造性、記憶、行動のパフォーマンスをあげる認知戦略や技術を含みます。

例えば、

「読んだ内容をちゃんと記憶している」

「きちんと整理整頓できる」

「絶妙な味付けである」

お気づきかと思いますが、先程の「行動」に「能力」が加わっています。

 

 価値観・信念レベル

能力を選択するための基準や考え方となります。

「なぜ」それをするのか、もしくはしないのかという動機の部分です。

良くも悪くも、この動機を満たすためのものです。

例えば、

「しかと記憶できることで自分の成長につながる」

「整理整頓をすることで、心が穏やかになる」

「料理を褒めてもらえることで満足感が得られる」

このように、自分の行動についての動機付けを模索しているのです。

自己認識レベル

外的世界への態度を決める自分の「在り方」になります。

「自分をどう評価しているか?」「どんな人になりたいか?」に焦点をあてます。

例えば、

「沢山本を読んで賢く思われたい」

「理路整然とした空間で優雅に過ごしたい」

「料理上手でありたい」

なりたい自分を想像している部分となります。

ウソでも自己認識を高めることで、行動が変わってくるのです。

スピリチュアルレベル 

自分自身の在り方を昇華(ある状態から飛躍)させていきます。

「何のために」「誰のために」が基準となります。

上記の例でいくと、

「賢く思われたいのは何のためか?」

と、いうことになります。

 

上のレベルの階層(スピリチュアル)に近づくほど主観的になり、下のレベルの階層(環境)に近づくほど客観的になります。

そして、上のレベルのほうが下のレベルに与える影響のほうが大きいのです。

 

この特性を理解して正しい褒め方、間違った叱り方のポイントを押さえていきます。

 

 

【褒める場合】

「能力レベル」より上位階層で褒めると心に響きやすくなります。

例えば、子どもがお片付けをできたとします。

「ありがとう。ちゃんとお片付け手伝いできてえらいね。」

「行動レベル」で褒めていますね。

間違いではないですが、こちらはどうでしょう?

「すごいじゃん!〇〇がここまでキチンと片づけることができるなんてビックリしたよ!」

上の「能力レベル」で褒めているのです。

どうでしょう?

こちらのほうが心に響くと思いませんか?

 

このようにレベルを一つあげて褒めるのがポイントとなります。

 

【叱る場合】

逆に「行動レベル」以下で叱るのが基本です。

例えば、宿題をせずに遊んでいた子どもに先に宿題をさせたいとします。

そのときは、「宿題を済ませてから遊ぶように」と「行動レベル」で叱るのはよくある話ではないでしょうか。

 

絶対やってはいけないのが「能力レベル」以上で叱ること。

「〇〇はただでさえ書くの遅いんだから、先に宿題やってしまいなさい」

このように「能力レベル」で叱る発言をしてしまうと、心を傷つけてしまう可能性が高くなります。

 

ただし、「能力レベル」を肯定した上で叱るなら別です。

「〇〇は賢いからこれくらいの宿題なんかすぐに終わるでしょ?先にやってしまいなさい」

 

どうでしょう?

全く違う印象を受けませんか?

 

まとめ

今回は子どもの褒め方・叱り方についてお伝えしましたが、

このニューロ・ロジカルレベルは普段の対人関係や恋愛、ビジネスの場でも応用できるものです。

相手がどの階層で悩んでいるのか?

指示を出すのにどの階層で話すべきか?

上記の階層を頭で描けるよう意識してみてください。

きっとコミュニケーションがうまくいくようになるはずです。

ポジティブになれる言葉の使い方

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人は置かれた状況、または言葉の意味によって落ち込んだり腹を立てたり嘆いたりします。

 

どしゃ降りの雨は何を意味するのか?

バーベキューに行っていて、突然遭遇すれば悪い出来事になるでしょう。

しかし、完全な負け試合がどしゃ降りの雨によってノーゲームになれば、ラッキーな出来事になります。

 

死亡率10%の手術と生存率90%の手術

あなたはどちらを受けたいですか?

でも、どちらも意味は同じことを示しています。

 

このようにどんな出来事でもどの枠組みに収まるかで意味が変わってきます。

同じ出来事でも違う意味に変換して考えることを、『リフレーミング』といいます。

 

一見マイナスに思えるようなことでも、視点を変えればプラスにも考えることができるようになります。

 

『リフレーミング』には、

・状況のリフレーミング

・意味のリフレーミング

の2種類があります。

 

状況のリフレーミング

他にどのような状況で役立つかを考えます。

【子どもの大きな声】

図書館など静かにしないといけないところでは迷惑になると思いますが、運動会や災害時などはどうでしょう?有益ですよね。

【細かい人】

普通他の人は気にしないような小さな事も指摘するような人いますよね?

煙たがられるタイプです。

しかし、緻密な検査が必要な部署もしくは職場ではどうでしょう?

小さなところに気が付くので見落としが許されない環境では大いに活躍できるのではないでしょうか。

 

また、こんな話もあります。

ある企業が接着剤の開発をしていたが、失敗。

とても接着力の弱いものができてしまった。

しかし、逆にこの接着力の弱さを利用できないかと考えたところ、簡単につけ外しができる「付箋」が生まれたのです。

 

このように良い悪いではありません。

役立てる場所と役立てない場所があるだけなのです。

 

意味のリフレーミング

他にどんな意味があるかを考えます。

「転勤により家からの通勤時間が長くなった。

早起きしなくてはいけないし、帰宅時間も遅くなった。」

と、ネガティブな印象ですよね。

しかし、考え方を変えて

「通勤時間を有効利用して、仕事や勉強ができる」

と捉えるとどうでしょう?

とてもポジティブな視点に変わりますね。

 

その他の例でいくと、

人見知り⇒人づきあいが慎重

失敗した⇒うまくいかない方法をみつけた

リストラされた⇒人生の再出発だ

 

など、言い回しを変えることで印象が変わります。

 

 

このように『リフレーム』することで一見マイナスに思えるようなことでも、プラスに変換することはいくらでもできます。

自分が欠点と思うようなこと、相手がそんなマイナスは発言をしたときにどう変換するか?

引き出しを増やしておけば、自分は勿論相手とのコミュニケーションにおいてとても役に立てるはずです。

 

最後に『リフレーミング』の例を載せておきます。

 

・甘えん坊⇒人に可愛いがられる

・あきらめが悪い⇒チャレンジ精神豊富

・うるさい⇒元気がいい

・暗い⇒思慮深い

・口下手⇒自分の世界を持っている

・うそつき⇒表現力が豊か

・けじめがない⇒細かいことに気を使わない

・いいかげん⇒こだわらない、おおらか

・変わっている⇒個性的

計画性がない⇒天真爛漫

 

 

フレームを変えることで、新たな気づきが得られます。

1つの視点からだけではなく、様々な角度から物事を捉えるのです。

 

日常で使えるよう、楽しみながら柔軟に考えるクセをつけていきましょう。

相手の気持ちを読み取る!見るべき3つのポイント

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『彼はうそつきだ』

『彼女はいつも私を無視する』

 

これだけの単語をみると、悪い印象を受けます。

しかし、本当に真実でしょうか?

 

このように話す人がいたとしたら、「どのようにして」その答えを導き出したかを知る必要があります。

 

上記のような「情報」自体は全く意味を持ちません。

話の前後や全体の枠組み(文脈)によって意味を創りだすのです。

ある時点での解釈による意味付けは、正しいとは限りません。

 

「なぜ、うそつきだと思うのか?」

「本当にいつもうそをついているのか?」

「本当に毎回無視するのか?」

「そもそも、面と向かって話しかけたことはあるのか?」

 

など、例外や反例は見落としていないか前後を含めてしっかり観察する必要があるのです。本当は何が言いたいのか見極める、もしくは相手に気づかせることです。

 

観察するということ

観察を行うにあたり感覚を鋭敏にして、読み取る力(感度)をあげるということは、よりコントラスト(差異)に気づくことができるのです。

このことをコミュニケーション心理学の「NLP」では『キャリブレーション』と呼びます。

元々『キャリブレーション』という言葉は電子工学の分野で、「調整」とか「校正」という意味合いで使用されます。

「NLP」創設者のひとりであるリチャード・バンドラー氏がコンピュータ科学者でもあったため、そのように名付けたそうです。

 

『キャリブレーション』とは、

1.相手の言語・非言語の反応を読み取る。

2.特定の内的表象や状態を伴った振る舞いに同調する。

要するに、自分自身を相手や環境に応じて調整することです。

 

じゃあ、どうやって相手が伝えたいことや、本当は内に隠していること、思い込みで気づいていない部分を引き出していくの?って思ったかもしれませんので具体的にお話していきます。

基本的には、大きくわけて視覚情報・聴覚情報・体感覚情報の3つのポイントより判断していきます。

 
◇視覚情報

相手の表情や手足の動き、首の角度、目線、顔色、口元、呼吸、発汗などです。

人間言葉にしなくても、こういった外見に感情が無意識に表れることがあります。

例えば、肩が上がっていれば緊張しているのかなとか、目線がキョロキョロしていれば何か不安を感じているのかなとか、話しているときに頭を横に向けていればあまり話が理解できていないのかなとか、見てわかる情報は沢山あります。

このように相手の動きを観察することで、相手の本当の感情を推測していきます。

 

◇聴覚情報

声の高さ、速度、トーン、大きさなどです。

これらから相手の感情が無意識に表れていることがあります。

例えば、「ありがとう」という言葉のトーンが低ければ、あまり嬉しく思っていない可能性があります。

「わかりました」という返事が小さければ、本当は理解できていない可能性があります。

その言葉にそぐわない声のトーンや大きさなどにも注意を払い、相手の本当の感情を推測していきます。

 

◇体感覚情報

相手の体温や、触れた感触、においなどです。

身体の表面にも感情は表れます。

例えば、握手したとき手が汗ばんでいたら、緊張している可能性があります。

「なんか今日、口臭きつくない?」と感じたら、何か強烈なストレスを感じているのかもしれません。

この体感覚は触れたりすることで得られる情報なので、視覚・聴覚に比べると難易度が高い情報になります。

 

また、言動と態度に不一致を感じ取ることも重要となってきます。

このあたりは人間に元々備わっている能力で、コントラスト(差異)を感じると違和感を感じたりします。

 

◆同時性不一致

顔は笑っているが「ググッ」と拳を握っているというように、同時に別のメッセージを発信しているケースです。

◆逐次性不一致

笑っていたと思ったら直後に「ふぅーっ」とため息をつくというような、時間差で別のメッセージを発信しているケースです。

 

まとめ

このように相手をしっかり観察することで、相手の本当の心情や話したい事を理解できるようになれば、「この人はよくわかってくれてる」「この人の前では嘘はつけないな」というように、相手との深いコミュニケーションがとれるようになるのです。

例えば、相手との交渉の場などでは大いに発揮できるのではないでしょうか。

 

しかし、気を抜いていてはその辺に気づくことができないので、日々相手との会話でしっかり観察をするクセをつけて、いざというときに役立てましょう。

 

『五感』を使い、相手を知る3つのポイント

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あなたはハワイと言って想像するもので、下の3つだとどれが一番近いですか?

 

①「澄んだ青い空!広がる大きな海!」

②「波の音や海鳥たちの鳴き声。英語を話す人たち」

③「暑すぎない心地よい気温。現地の美味しい料理」

 

もう一つ。

雨が降ってきたシチュエーションを想像してみてください。

 

①傘を差した人が見える

②ザーッという雨音が聞こえる

③頭や身体に水滴を感じる

 

実はあなたがどれを選んだかで、どの五感を重視しているかがわかるのです。

五感とは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚のことです。

私たちはこの五感から得られる情報を脳に取り込んでいます。

あるいは、自分の内部にある情報をアウトプットするのにも、この五感を利用しているのです。

 

同じものを観たり、聞いたり、行動したり、食べたりしても人によって「受け取り方」が違うのは、この五感の「感度」の違いによるところが多いようです。

 

コミュニケーション心理学の『NLP』では、この五感を視覚(Visual)、聴覚(Audistory)、体感覚(Kinesthetic)の3つに分類します。

NLPでは、体感覚は触覚、味覚、嗅覚をひとまとめにしたものとして考えます。

この3つの感覚の頭文字をとってVAKモデル」といいます。

この五感を活用することで、自分自身は勿論、他人とのコミュニケーションの可能性がグンと広がってくるのです。

 

自分自身はどの五感を優先しているのか?

あるいはこの人はどの五感を優先して話しているのか?

これが理解できるようになってくると、他人との会話がスムーズになります。

なぜなら、相手が優先している感覚に合わせた会話ができるので、相手の共感を得ることができるからです。

 

では、上記の3つの例ではどうなのかみていきましょう。

 

①を選んだ人・・・視覚重視タイプ

目に見える情報を優先している人です。

例えば旅行に行った時の話をすると、その時に見た自然の風景や建物、色彩などが優先して脳に記憶されているので、その情報を記憶から引き出し、語り始める特徴があります。

視覚で見えたものに感情が動く人とも言えるのではないでしょうか。

頭に浮かんだビジュアルを次々と言語化していくので、話がとびやすく、内容も断片的で早口になりがちです。

 

②を選んだ人・・・聴覚重視タイプ

耳から聞こえてくる情報を優先している人です。

先程の旅行に行った時の話で例えると、その時聞いた音楽や動物の鳴き声、会話したことなどが優先して脳に記憶されるので、その情報を記憶から引き出し、語り始める特徴があります。

聞いたこと、聞こえたものに感情が動く人ではないでしょうか。

論理的な人が多く、1から10まで順序立てて話をするので、話が長くなりがちです。

 

③を選んだ人・・・体感覚重視タイプ

身体で感じる感覚を優先している人です。

同じく旅行に行った時の話の例でいくと、その時の気温や食べた料理の味、その料理のにおいなどの感覚が優先して脳に記憶されているので、その情報を記憶から引き出し、語り始める特徴があります。

自分が肌で感じたものに対して感情が動く人ではないでしょうか。

感じたことを思い出しながら言語化するので、ゆっくり話す人が多いです。

 

と、いった特徴が現れてきます。

全て当てはまるとは言い切れませんが、「確かに」と思うところがありませんか?

 

こういった特徴を理解することで、自分自身の勉強方法や相手とのコミュニケーションに活用できるんです。

 

詳しくみていきましょう。

 

まずは自分自身にどう活用するかですが、

 

◇視覚重視タイプ

文字情報だけよりも、絵や図、動画など視覚的に入ってくる情報を入手すると、より記憶や理解が深まる

◇聴覚重視タイプ

講義を聞いたり文章の音読など聴覚的に入ってくる情報を入手すると、より記憶や理解が深まる

◇体感覚重視タイプ

身体を動かす、行動する、体験してみるなど、身体情報を中心とした情報収集をすると、より記憶や理解が深まる

 

と、このように自分が得意としている捉え方を利用すると、スムーズに理解がしやすいといえるのではないでしょうか。

 

次に相手に説明などをする場合、どう活用するか。

まずは相手がどのタイプなのか見極める必要があります。

 

◇視覚重視タイプ

ビジュアルを重視している人なので、目に見える資料や図解を提示するほうが良いといえるでしょう。

映像としてイメージさせることで理解させることができます。

◇聴覚重視タイプ

音声として入ってくる情報を重視している人なので、言葉の種類や声のトーンにバリエーションを持たせると良いのではないでしょうか。

また、1から10まで順を追って話した方が良いとも言えるでしょう。

◇体感覚重視タイプ

身体で感じる情報を重視している人なので、話を聞くときも体感覚にアクセスします。

(例:寒かった話をすると、自分が寒い感覚をイメージする時間が発生する)

よって、ゆっくり話しかけるほうが良いでしょう。

また、それが何か体験できるものなら動いてもらえるほうがより理解をさせることができます。

 

このように、その人が最も好んで優先的に使う感覚があるのですが、コミュニケーション心理学の『NLP』では「優位表象システム」といいます。

 

この「優位表象システム」を理解することで多くのメリットがあります。

 

・相手との関係性を改善

より伝わりやすい表現の工夫

普段とは異なる情報入手の仕方により、思考や感情、行動の変化に

・内部対話(思考)の向上

情報入手の仕方を選択

新たな視点での思考→感情や行動が変化

 

「自分がどのタイプかはわかったけど、相手はどのタイプかわかんないよ」というなら、最初に述べた質問のようなことを相手に投げかけてみてください。

どのキーワードを使って話しているか、みえてくるはずです。

 

感覚のクセに話ができるようになると、コミュニケーションが格段にうまくなります。

是非、実践してみてください。

 

「目標」を持つことで得られるメリットとは?

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あなたには何か目標がありますか?

 

「6LDKくらいの大きな家に住みたい!」

「念願だったフェラーリを手に入れて日本一周したい!」

「自分のスキルを活かして起業、個人事業主で成功したい!」

など、大きな目標を抱いている人もいれば、

「3年以内に部長昇進を目指す!」

「彼女(彼氏)とハワイ旅行に行きたい!」

「東京大学に進学したい!」

など、現実的な目標をたてる人もいます。

 

人によってスケールは違えど、その目標に向かって行動していきます。

 

しかし、「自分には何の目標もない」「取り柄がなく、やりたいこともない。自分はつまらない人間だ」と嘆く人も多くいます。

それはもしかしたら、人より行動する量が少ないのかもしれません。

 

明確な目標を抱いている人は、今まで多くの行動をしてきていると考えます。

なぜなら、数多くの行動してきた人ほど失敗も含め多くの体験をしているからです。

体験が多いから、これがが楽しい、またはやりたいといった感情が芽生えます。

 

コミュニケーション心理学である「NLP」に『アウトカム』という言葉があります。

「目標」「自分が思う望ましい状態」という意味です。

 

この、アウトカムの達成(目標の達成)のための必要な要素は、

「思考」×「心の状態」×「能力」のかけ算になります。

 

ここでいう能力とは、行動の量✕行動の質のこと。

とにかく行動を起こして、フィードバック(うまくいった、うまくいかなかった)を得て

行動の質を高めていくことが重要となってくるのです。

 

目標を持つことで得られるメリットもあります。

 

①意識を向けることで情報の選別ができる。

今の自分にとってやるべきことがわかるので、無駄なことに時間を使わなくなります。

 

②小さなステップを登っていく。

少しずつでも成長を感じることで、達成感が得られます。

 

③やることが明確になる。

充実した日々が過ごせるようになります。

 

④誰かの役に立つ。

周りの人に喜ばれる場合もあるでしょう。幸福感が得られます。

 

結果、自分の承認欲求が満たされることになるのです。

良いこと尽くめですよね。

 

「目標を立てたら良いのはわかったが、漠然としている。どうやって目標をたてたらいいのかわからない」という声も聞こえてきそうなので、具体的な流れをお伝えします。

 

目標を明確にするには下記の8つの質問に答えていきます。

 

1.あなたのゴールは何ですか?

2.手に入ったとどのようにしてわかりますか?

3.いつ・どこで・誰と創りますか?

4.あなたの周囲や環境はどう変わりますか?

5.すでに持っているリソース(資源・スキル)は何ですか?

6.それを手に入れようとするのを止めているものは何ですか?

7.ゴールすることによって、どのような意味がありますか?

8.まず、何から始めますか?

 

1のゴールがわからないなら、身近なことでも良いと思います。

「彼女をつくる」とか「体重を5kg落とす」とか、そんなことでも構いません。

上記の8フレームを明確にすることで、ゴールを手に入れるための意味付けができるのです。

 

それが達成できたなら、また新しく目標を設定する。

それを繰り返し達成していくことで、自分に自信が溢れてくるようになり、心が豊かになってくるのではないでしょうか。

 

フランスの哲学者 ジャン=ジャック・ルソーは、こう残しています。

生きるとは、ただ息をすることではない。行動することだ。

 

とにかく動こう、何でもチャレンジしていこうと伝えています。

 

 

さぁ、今日から何を始めますか?

 

 

 

『無意識』が起こす行動とは?

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「家に帰って、気がつくとテレビのリモコンを持っている自分がいる」

「犬をみかけるとたじろいでしまう」

「嫌いな人とバッタリ会って『ゲッ』と思わずつぶやいてしまった」

「10年ぶりに来たスノーボードだったが、滑り方を身体が覚えていた」

 

これ、考えなくても勝手に身体が反応しているんですね。

意識していなくとも、そんな動作をしてしまったり感情が出てきたりします。

これが人の持つ『無意識』の役割です。

 

人の意識には、意識している部分と無意識の部分の2つの側面を持っています。

この「意識」と「無意識」はよく海に浮かぶ氷山の一角に例えられるのですが、

海から顔を出している部分が「意識」で海に沈んでいる部分が「無意識」です。

 

「意識」と「無意識」の比率は、意識が3~5%、無意識が95~97%とも言われており、私たちが意識できている部分はほんの一部に過ぎないのです。

 

「無意識」と一言でいっても特徴は様々。

ピックアップして主な分野とその役割をあげていきます。

 

記憶の貯蔵と管理

経験・体験などにより得た情報を保存します。

まず、感覚として入ってきた情報が自分の興味・関心を示すものであれば短期で記憶します。

例えば、たまたまテレビで流れた曲を気に入ったとします。

最初は勿論「あの曲良かったな」って覚えてますが、しばらく聞かなかったら忘れます。

でも、それが気に入って繰り返し聞いていると、頭の中でその曲が再生するようになり、いつの間にか口ずさんでいる自分がいる。

これは「反復」したことにより長期記憶されているのです。

 

記憶の抑制

過去に起こった不快な出来事などを思い出さないように奥底にしまっておく機能です。

その記憶が強烈であれば、ふとしたタイミングで思い出されることもありますが、1年前に上司に怒られたことは思い出せなかったりします。

 

身体の管理と保持

常に身体の状態を一定に保とうとする機能です。

「新規事業を起こして稼ぎたい気はあるけど、今の職場で困ってないしな」

「ダイエットの甲斐あって痩せてきた。でも、前のほうが自分らしかったかも」

など、現状を維持しようと作用します。

 

知覚は投影

自分なりの解釈をします。

「挨拶は目下のものからするものだ」

など。

自分が見ているものは、自分の感情が反映しているのです。

 

最小限の努力

要するにコスパよく行いたいということです。

「目的地に行くための最短ルートを探す」

「人目に見えない部分の掃除はしない」

など。

できるだけ無駄な動きをしないように働く機能です。

 

否定形を処理できない

「絶対みないで」など、否定されると気になってやりたくなってしまう機能です。

 

他にもありますが、「無意識」の役割でもこんなに種類があります。

 

まとめ

私たちはこれまで生きてきた経験・体験などから、心の中に不安や罪悪感、思い込み、葛藤などを抱えて生きています。

そういった無意識の中に貯蔵された言葉や感情が、行動を起こす際にブレーキをかけてしまう場合があります。

 

やりたいことがあっても、面倒くさくなって先延ばしにしたり、失敗を恐れて動けなかったり。

これらも「無意識」が働いているからこそだと思います。

 

では、この「無意識」の特性を知り行動ができれば、選択肢を大きく広げることができるチャンスと捉えてみましょう。

 

そのためには強力な目標が必要だと考えます。

 

 

メジャーのイチロー選手の言葉に

「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

とあります。

 

目標の達成のためには、小さいことを一つずつ積み重ねることの必要性を語っています。

 

まずは今できることから始めてみませんか。

 

『マズローの欲求5段階説』って?わかりやすく解説!

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医療の現場や自己啓発本などでもよく出てくるのが、この「マズローの欲求5段階説」。

人は様々な欲望を持っています。

そしてその欲望があるからこそ、その欲に沿った行動をしようとします。

「マズローの欲求5段階説」とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。

簡単に言うと、その欲望をあるグループで括り、ピラミッド状に階層分けしたものになります。

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コミュニケーションがうまくなる質問方法とは?

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『チャンキング』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

これはコンピュータ言語のひとつで「情報を括る」という意味があります。

この「情報を括る」というのは、ある情報を大きなくくりにまとめたり(チャンクアップ)、細かく細分化したり(チャンクダウン)することをいいます。

『チャンキング』とは、情報をある法則によって分類分けをすることなのです。

これは構造的に物事を捉えることができるので、理解できれば社内でのコミュニケーションや顧客との交渉の現場などで大いに発揮できることでしょう。

 

では、具体的にどういったものなのかお伝えしていきます。

 

チャンクアップ

もっと抽象的に、物事を大きな発想で捉えようというのが「チャンクアップ」です。

一つ原点に戻り、大筋をみつめるといったところでしょうか。

チャンクアップとは、意味の包含により選択肢を広げ、合意や同意を得やすい群をつくり、全体像を手にすることで目的を明確にしていきます。

チャンクアップの特徴として、ある情報をザックリした視点でみていき、そういった質問を投げかけます。

例えば、

「それは何のためですか?」

「その目的は何ですか?」

「それによって何が得られますか?」

など、その情報に対する大枠をみていくのです。

 

ビジネスの現場で例えます。

社内でミーティングを行っていて新商品の開発を行いたい。どんなものをつくっていくか考えるが、そのアイデアが煮詰まってて中々浮かばない。そんな時、「新商品の開発を行うのは何のためか?」と1段抽象化してみると、「売上アップのため」「新しいブランドイメージをつくりたい」「リピート商品をつくりたい」など視野が広がることでアイデアが生まれるかもしれません。

 

ただし、これは人によって抽象化のレベルが違うので、細かくチャンクアップしていく人もいればもっと大きな枠でチャンクアップしていく人もいます。

このように人によってチャンキングの規模が違うのですが、これを『チャンクサイズ』といいいます。

性格や今までの経験から人によって見る観点が違うので、人がどの部分に注目するのか。

その注目した情報の塊をどのくらいの大きさで括るのかによって決まります。

 

チャンクダウン

「チャンクダウン」とは逆の発想で、情報を細分化していきます。

とにかく一つ一つ掘り下げていくイメージです。

チャンクダウンとは、具体的にすることで差異の発見することができ、全体の構造図を確認し、関係性の理論の構築を行っていきます。

チャンクダウンの特徴として、ある情報をもっと具体的に掘り下げた質問を行っていきます。

例えば、

「具体的にはどんなこと?」

「詳しく教えてもらえる?」

「細かく話すと?」

など、その情報の細部をみていくのです。

 

ビジネスの現場で例えます。

営業先での顧客との会話の中で、設備投資をするのに悩んでいる様子だった。そこで「どんなことが懸念材料になっているのか、詳しく聞かせてください」と掘り下げた質問してみると、「お金がない」「設備を運用することができる人材がいない」「今必要なのか?無駄にならないか心配だ」などの回答が出てきたとすれば、それをまた一つずつ掘り下げて聞いていけば悩みを解消できるかもしれません。

 

チャンクラテラル

チャンクを水平方向させる考え方を「チャンクラテラル」といいます。

同じレベルで選択肢を増やしていきます。

そうすることで別のグループ・クラスへと焦点が移ります。

水平方向に動かすためには、今の自分のグループが何の情報群に包含されているのか知る必要があるので、まずは一つチャンクをあげて即ダウンにつなげる流れとなります。

例えば、

「他には?」

「あとどんな方法がある?」

など、他のグループ群にシフトさせます。

 

まとめ

チャンクアップ・チャンクダウン・チャンクラテラルを活用することで、相手(時には自分自身)の意識の方向を変えることができ、考え方に違いをもたらすことができます。

アップさせて目的ややりたいことを確認したり、ダウンさせて具体的にどう進めていくべきか紐解いていきます。

相手に質問するときは、「どこに誘導したいのか?」を考えること。

今どの階層のどのグループの情報群にいるのかわからなくなった場合、会社組織図のようにツリーで見える化することで糸口が見えてくるかもしれません。

うまく活用して質問の達人になりましょう!

 

 

 

 

相手が話を聞いてくれないのは、自分の接し方に問題があるのかもと考える

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「なんでアイツはあんな理解力がないんだ!」

「この前言ったじゃん!あんた全然人の話聞いてないよね」

「なんかいつもあの人とは話が続かないんだよなぁ。」

「人と話してると、よく相手を不機嫌にしてしまう。なんか気に障るようなこと言ってるのかなぁ?」

 

このように相手とのコミュニケーションをとる際に、他責にしたり自責にしたりしてしまうことありませんか?

それは相手に話を聞く体制がなかった、または話を聞かせる体制をつくることができていなかったのかもしれません。

そして相手がちゃんと聞いてくれなかったことを責めても意味がありません。

 

それより自分が相手と『どう接するか』を考えた方が圧倒的に簡単です。

 

NLPでは相手との距離を縮める方法の一つとして『ラポール』というスキルを活用します。

 

元々『ラポール』という言葉はフランス語で、橋を架けるとか架け橋という意味があります。

一言で言うと、信頼関係を築くというこいうことです。

 

「NLPの前提」でもお伝えしましたが、『クライアントからの抵抗は、ラポールが不足しているということ』は、20世紀最大の心理療法家であるミルトン・エリクソン氏が唱えた言葉が元になっております。

ようするに、話し手が相手との信頼関係を築けていないだけと言っているのです。

 

では、具体的な内容をお伝えしていきます。

 

ペーシング

相手とのペースを合わせることです。

声の大きさ、声の高さ、話のテンポ、話すスピード、抑揚、話の間、呼吸の速さ、まばたきなどを観察し、合わせていきます。

相手が小声で囁くように話してしているのに対して、こちらがハイテンションで話してたら相手は「自分と違うタイプで話しにくいな」って思ってしまうかもしれません。

相手のペースに合わせることで「同じペースの仲間だ」と思わせることで、一体性を高めていきます。

 

バックトラッキング

相手の言ったことに対してオウム返しをすることです。

相手が伝えたいキーワードに対して同じ言葉をそのまま返していきます。

 

相手が「今日暑いね~」と言ったなら「暑いね~」とそのまま返します。

 

ただし、話にストーリーが場合は、その度にオウム返ししては逆効果になってしまうので、その間は「うん、うん」「へぇ」など相槌をうちながら、話し終わった後にまとめてオウム返しをします。

 

例えば、

「今日嫁さんのつきあいでショッピングモール買い物行ってたんだけど、芸能人の〇〇ちゃんがテレビの撮影で来てたんだよ!テレビでもカワイイなぁって思ってたけど、実物はやっぱ違うね!スタイルいいし。めっちゃ可愛かったよ!」

 

この場合だと、話し手は芸能人の〇〇が来てたこと、可愛かったことを伝えたがってますので、「〇〇ちゃん撮影で来てたんだ!実物はやっぱりスタイルいいし、可愛いんだね!」と、伝えたいことをそのまま返します。

 

これが「へぇ、よかったね」だけじゃ「なんかオレだけ浮かれてバカみたいだな」って思うかもしれないし、「嫁さんの買い物つきあってたんだー、えらいね!」とかでは

 「え?オレの話聞いてた?」って状態になりかねません。

 

なので、キーワードを逃さず要約してオウム返しをすることです。

 

マッチング&ミラーリング

相手の仕草や態度、動きを合わせることです。

手の動きや、リズム、感情の動き、姿勢、椅子の座り方、身体の重心、ジェスチャーなどをまねていきます。

ただし、これもやりすぎると逆効果になる可能性もあるので、時々織り交ぜていきます。

相手と同じ仕草をすることで「同じ仕草をする仲間だ」と思わせることで、一体性を高めていきます。

 

まとめ

お伝えした内容からわかるように、相手に合わせるまたはマネることで相手との信頼関係を築いていくのがこの『ラポール』というスキルです。

17世紀 ドイツ人医師であり、動物磁気の提案者 メスメル氏の言葉に、

「治療への道が開けるには、まず自分と患者の交流(ラポール)すなわち、波長合わせが必要だ」

と説いております。

相手との話がうまくいかくて他責にしている、または自責しているというのであれば、まずはこの『ラポール』から試してみませんか?

 

 

もう悩まない!考え方が変わる15のポイント

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職場や家庭、親戚、近隣の人づきあい、友人関係、もしくは恋人との間でなにかしら悩んでませんか?

おそらく「そんなこと全くないよ」って人はごく稀なのではないでしょうか。

 

しかし、どうしても他責または自責にしてしまう。

 

そこで『NLP』というコミュニケーション心理学についてお話していきたいと思います。

 

『NLP』とは、1970年代にアメリカの学者たちの研究により生まれた、コミュニケーション心理学と呼ばれるものです。

「脳の取扱説明書」とも言われており、脳の持つ機能や特性を知ることで自分自身の持てる力を呼び起こすことができるのです。

 

『NLP』には「NLPの前提」と呼ばれる15の項目があります。

これはいかに自分が他人とどう向き合うべきかが述べられています。

細かいテクニックはまた追ってお伝えしていきたいと思いますが、この「NLPの前提」というものはテクニックの集合体になります。

 

よって、この前提を理解することで活用の場が一気に広がります。

 

それでは一つづつ解説をしていきたいと思います。

 

1.行動と変化は、コンテクスト(状況)とエコロジー(周囲の配慮・TPO)で評価されるもの。

状況が変われば求められる行動や言動は変わる。

自分では無駄な努力・欠点だと思っていた部分が、場所・環境が変われば有益に働くこともある。

常に周囲とのバランスの中で人の価値は変わっていく。

 

2.クライアント(相手)からの抵抗は、ラポール(信頼関係)が不足しているということ。

(反抗的なクライアント(相手)はいない。あるのは、柔軟性を欠いたコミュニケーター(伝える側)だけ。効果的なコミュニケーターは、提示されたすべてのコミュニケーションを受けいれ、活用する)

「アイツ全然言うこと聞かない」「話を聞こうとしてくれない」

これは相手との信頼関係を築けていないということ。

自分が相手の心を開かせることができていないだけと認識し、自ら歩み寄る姿勢でいること。

柔軟性をもって、そこにある全てのものを活用することが大事。

 

3.その人の行動がその人自身ではない。

「罪を憎んで、人を憎まず」

問題ある行動を起こしたとしても、その行動がその人のすべてを象徴しているわけではない。

見る角度を変えれば、素晴らしい一面を持っていたりするもの。

本人にとって最善の方法をとっているだけなのかもしれない。

 

4.人は持てる限りのリソース(資源・能力)を使ってベストを尽くしている。

(行動は適応するためのちょうせいであり、今とっている行動はとりうる最善の選択である。すべての行動は、肯定的意図が動機となっている)

人の行動は常に自分の置かれている状況に適応するために行われている。

一見マイナスな行動であっても、無意識の中で最善の方法をとっている。

すべての行動には、本人が意図しない肯定的意図が含まれている。

(ここでいう「肯定的意図」とは「安全」「安心」の事。無意識の中で「安全」「安心」を得るために、マイナスな行動や感情でも「ツール」として活用している)

 

5.問題・制限とはチャンスである。

一見問題だと思うことでも、見方や捉え方を変えれば案外大したことではなかったりする。むしろ問題や障害は次のステップにいく、大きく飛躍するチャンスと捉える。

 

6.行動をキャリブレート(観察)する。

その人に関する最も重要な情報は、その人の行動から得られる。

そのひとの思考や感情は、言葉よりも行動や態度に現れる。

時には言葉と態度が一致しないときがある。

その辺をしっかり観察することで、その人の心にある隠された本心や、無意識にある情報を汲み取ることができる。

 

7.地図(マップ)は領土(テリトリー)ではない。

(私たちが使う言葉は、それが象徴している出来事や事象ではない)

人それぞれ考え方や捉え方は違う。

なぜなら、人それぞれ育ってきた環境が違うから、経験してきたことが違えば価値観も違ってくる。よって自分の経験や思い込み、価値観によってつくりあげた世界があるが、その世界は千差万別。

人によって違うということを認識すること。

 

8.あなたの心/精神を管理しているのはあなた、よってその結果もあなたの責任である。

(私の心/精神を管理しているのも私、よってその結果も私の責任である)

笑おうが泣こうが怒ろうがすべて自分が選択していること。

その結果どのような結果になろうとも、それはあなた(私)自身の責任である。

どんなに人のせいにしても、結局責任をとるのはあなた(私)しかいない。

 

9.心と身体は一つのシステムである。

(心と身体は相互に作用し、影響を与え合う。一方に影響を与えないで、もう一方を変えることはできない。考え方が変われば身体(行動)も変わる。行動が変われば考え方や感情も変わる)

心と身体は連動している。

泣きながらスキップはできない。

身体に不調が出たということは、心にも不調が出ているのかもしれない。

 

10.人は、成功するために必要なリソース(資源・能力)をすべて持ち合わせている。

(リソースを持たない人はいない、リソースの足らないステート(状態)があるだけ)

人は成功するための資源(能力・スキル)を持ち合わせている。

能力やスキルがないという人は、自分が内に秘めている資源に気づいていないだけ。

いかにそれを引き出し、磨いていくか。

 

11.全てのプロセス(過程)は、一体性を高めるためにある。

一体性とは、自分自身、家族や友人、会社や社会、国や世界との一致感。

その一致感を高めるためにすべてのプロセスがある。

 

12.フィードバックがあるだけ!

(失敗はない、フィードバックがあるだけ)

フィードバックとは、その人の行動の結果に対して評価し、その人に伝え返すこと。

エジソンの言葉に「失敗ではない。9999回のうまくいかない方法を発見しただけだ」とある。

「失敗」ではなく「うまくいかなかった方法を見つけた」と解釈すること。

 

13.相手の反応が、あなたのコミュニケーションの成果である。

あなたがどんなに丁寧に、親身になって話したとしても、相手が受け取った認識があなたの成果である。

自分の思いが伝わらなかったのは、相手の理解力ではなくあなたのコミュニケーション能力と捉える。

重要なのは、あなたが相手に「何を伝えたか」というより、相手に「何が伝わったか」ということ。

 

14.必須多様性の法則:最も柔軟(フレキシブル)な行動をとることができる人/システムがシステムをコントロールすることができる。

柔軟にいかに対応できるかということ。

立場や場所、環境が変わることで、人によって視点や価値観は変わってくる。

ならば、いかに自分が柔軟に物事を捉えることができるかが肝になる。

そのことで選択肢や可能性を広げることができる。

 

15.すべてのプロセスは、選択肢を広げるようにデザインされるべきである。

あらゆる局面にて、選択肢をいかに広げることができるか。

正解は一つとは限らない。

いろんな角度から物事をみつめる。

多くの選択肢を持つことで得られる答えが違ってくる。

 

 

以上が、『NLPの前提』と呼ばれるものです。

上記の事からわかるように、他人を変えようとするのではなく、自分の柔軟性を養うことで他者とのコミュニケーションを円滑にしていきましょうというのがスキルの前提としてあります。

 

他人を変えることはとても難しい。

ならば、自分が変われば物事をみつめる視野も変わり、人生も生きやすくなるのではないでしょうか。

心理学を理解すれば、生き方が変わるかも?

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『心理学』と聞いて、何を浮かべますか?

医療の現場や犯罪捜査の現場などを想像されたでしょうか?

 

一言『心理学』と言っても、一般心理学・動物心理学・スポーツ心理学・臨床心理学・社会心理学など種類は多岐に渡ります。

 

今後10年、20年AIが発展していき、人類の働き方が変わると言われている現代にて、今『心理学』が注目されています。

 

中でもビジネスにて大いに活用することができる『NLP』と呼ばれる心理学についてお話していきます。

 

『NLP』とは、ニューロ・リンギスティック・プログラミングの略で、直訳すると「神経言語プロラミング」という意味です。

簡単に言うと人間の感情や思考、行動のパターンを体系化したものです。

1970年代にアメリカの学者が医療の現場にて、天才と呼ばれた3人のセラピスト達を徹底的に研究して、開発された新しい心理学です。

「脳の取扱説明書」とも言われており、脳の本質や機能を知ることで自分自身の能力を発揮できるようになります。

 

著書『嫌われる勇気』で一躍有名となった、アドラー心理学においては「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。」と説いております。

しかし、今の現代社会においては他者との共存なしでは生きていけません。

そこで、自分自身や他者を深く理解し行動ができればどうでしょうか?

私は生きていく上で『最大のスキル』になるのではないかと考えています。

 

何故かというと、日常にて他者と接触しないことは絶対ないと思うからです。

 

職場に行けば上司・先輩・同僚がいる。

営業に出ればお客さんがいる。

家に帰れば家族がいる。

買い物に行けば店員がいる。

インターネットの世界でさえ、その向こう側には他人がいる。

 

人がストレスやネガティブな感情を感じるときは、先程アドラー心理学の部分でお話した通り、必ず他者が影響を与えているんですね。

だから、それを打開するスキルが身につけばとても生きやすくなると思うんです。

 

『NLP』を学ぶことで得られるメリットですが、

人間関係の修復、自分が抱いているネガティブな部分の改善、自己開発、目標達成力、他者との新たな信頼関係の構築、交渉・提案技術など様々です。

 

2013年にオックスフォード大学の准教授であるマイケル・オズボーン氏が書いた論文「雇用の未来」で将来なくなる仕事ランキングが話題になりましたが、そのオズボーン氏が10年後に売れるスキルで心理学を2位に挙げております。

 

AIにてオートメーション化されることによって人々の雇用が奪われていく、そんな話も出ております。

ですが、AIには人の微妙な感情を読み取ることがまだまだできません。

 

よって、AIにとって代わられないこの分野を深く知り活用できれば、知らない人たちに比べると豊かな人生を送れるのではないでしょうか。

 

『NLP』の具体的なスキル内容については、またお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

ブログを始めたきっかけは?

こんにちわ。taijuです。

 

今日はそもそも何故ブログを開設しようと思ったかのお話をしていきたいと思います。

 

前回お話しましたが私の師匠の言葉で、

『アウトプットすることが一番の学びになる』

と教わったのがきっかけでした。

 

その前に私が師匠と呼んでいるのは、私が今心理学を学んでいるスクールの先生です。

 

彼は元東証一部上場企業のトップ営業マンで、今では独立して企業相手の研修会や教育団体での講演、私どものようなサラリーマン相手のスキルアップスクールなどの運営をされております。

 

師匠の言葉によると、

「学校での授業のように聞いてメモしているだけでは定着率も低いし忘れてしまうので、講義などで学んだことは書いてSNSなどで発信したり人に話したりしてください。それではじめて学びに深みが増します。大半の人たちはそれをやらないから学んだ『気』になっているのです。」

とのことでした。

 

正直、「ハッ」としました。

学んだはずなのに、人にうまく説明できないのはだからなのかと。

 

自分をレベルアップさせたいなら、何かしら情報発信していかないといけないなと思うようになりました。

 

他者に発信する方法は、身近な人に話したり、FacebookなどSNSで発信したり、YouTubeなどで配信したりと方法はいろいろあります。

 

私もFacebookでしばらく情報発信していました。(現在もしておりますが)

友人からのイイねやコメントが嬉しく、ずっと投稿を続けていました。

 

ここで少し心理学に触れますが、『マズローの欲求5段階説』の階層の一つ、「承認欲求」が働いていたのでしょう。

簡単に言うと、「みんなに褒められたい」「みんなに認められたい」などの欲求のことです。

※『マズローの欲求5段階説』については後日投稿していきたいと思います。

 

しかし、結局は友達になっている人の目には触れますが、その以外の人たちはその記事を読もうとはしません。

 

まぁ、当然だと思います。

私自身もFacebookで情報を得ようとは思わないので。

 

もっといろんな方の目に触れるステージで発信していきたい。

ネットサーフィンで検索して、私の記事を読んで何か少しでもヒントを得ていただきたい。

そして、たくさんのフィードバック(ご意見・イイね)をいただきたい。

 

そう思うようになりました。

 

皆様に記事を見ていただいて「タメになった」「ヒントになった」と言っていただけることが私の喜びであり、自身の成長につながることになると信じています。

 

私が41年かけて体験してきたこと、学んできたことを惜しみなく発信していきたいと思っております。

今後ともお付き合いください。