『飽き性』『続かない』こんな自分がイヤだ!『続けられる人』とはどんな人なのか?
仕事に資格勉強、ダイエット、ブログなど。
よし、頑張るぞ!って 意気揚々と始めたものの数か月すると飽きてしまう・・・
そんなことありませんか?
私もそうでした。
飽き性で若い時は仕事も転々とし、2年以上続かない。
ある国家資格を取ろうとたくさんテキストや問題集も買ったが、挫折。
趣味を見つけようと一つ始めたものの、今やその道具はどこにいったかわからない。
何をやっても続かなくて悩んだ時期もありました。
しかし、気づいたのです。
そもそも目的が明確でなかったから続かなかったのです。
何のためにそれをやるのか?
例えば資格の勉強。
その資格を取ろうと思って勉強しているのはなぜか?
「資格をとって生活を豊かにしたいからだ」
「転職活動に活かすためだ」
いろいろ意見はあるでしょう。
では、生活を豊かにしたいのはなぜか?豊かになることで何を得たいのか?
資格を取ってどんなところに転職して、どんな仕事をしていきたいのか?
この辺に明確なビジョンがないと、続きません。
なぜなら、人間は現実的に楽な方を選択する動物だからです。
続かない現状を打破するには?
明確な目的を持つことです。
私は若い時、あらゆる仕事を転々としていました。
「休みが思うようにとれない」
「退屈な仕事だ」
「自分のやりたいことじゃない」
私自身、いろんなことに興味が移ってしまう性格というところもありますが、その仕事をする「目的」がはっきりしてなかったんですね。
今の職場は12年勤めています。
人間関係はというと、今まで働いてきた職場より良いとは言えません。
なのになぜ12年続いているのか?
それは、「新しくできた家族を養っていかないといけない」という目的ができたからです。
例えば、その資格を取得しないと家族が殺されるとしたらどうでしょう?
おそらく、必死で寝る間も惜しんで勉強するでしょう。
このように、何かを続けるには動機付けが必要なのです。
頑張っているけど、中々結果がでない
「頑張って続けているけど、結果が出ないんだよ!」
そんな人もいるかと思います。
もちろん、短期間で成果を出す人もいます。
天性のものがあることも否定しません。
しかし、世のほとんどの人は凡人です。
いわゆる成功者たちも、みんながテレビ見たり飲みに行ったり遊んだりしているときに、仕事したり勉強したりしてきているのです。
一つ寓話をご紹介します。
【生クリームに落ちた3匹のカエル】
3匹のカエルが、生クリームの入った桶の中に落ちてしまった。
1匹目のカエルは「すべては神様のお考え次第だ」と言って何もしなかった。
すぐに命が尽きた。
2匹目のカエルと3匹目のカエルは、足をばたつかせて必死でもがいた。
ただただ同じ場所をかき回しては、沈み、浮き上がることを繰り返していた。
2匹目のカエルが叫んだ。
「もうダメだ。どうせ死ぬのに、こんなに苦しい思いをするのはばかげている。不毛な努力の果てに、疲れ切って、死んでいくなんて割りに合わない」
2匹目のカエルはもがくのをやめて、白い液体に飲まれていった。
3匹目のカエルはこう考えた。
「どうしたらいいんだ?死が近づいてきているのはわかっている。でも、僕は最後まで戦うぞ」
3匹目のカエルはひたすら足をばたつかせ、同じ場所をかき回し続けた。
すると、足が固いものに絡みつくようになった。なんと、カエルが生クリームをかき混ぜているうちに、生クリームがバターになったのだ。驚きながらカエルはひとっ飛び、桶の縁に飛び乗り、嬉しそうな鳴き声を上げながら帰っていった。
※戸田智弘著「座右の寓話」 ディスカヴァー・トゥエンティワンより
1匹目のカエルは「なるようにしかならない」と世間に身を委ねるタイプ。
2匹目のカエルは途中で疲れて諦めてしまうタイプ。
3匹目のカエルは「どうすれば良くなるか?」を考え、今できることをひたすら続けるタイプ。
この記事を見ている人は、2匹目のカエルのタイプが多いのではないでしょうか。
3匹目のカエルになるにはどうするか?
時間はかかるかもしれませんが、まずは目的を明確にしてそれに向かってとにかく行動するしかないと私は思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。