【これから始めるあなたへ】筋トレは毎日やるべきなのか?時間帯はいつが効果的なのか?
「筋トレで身体を鍛えたいけど、修行のように毎日やらないと意味ないのか?」
答えは「NO」です。
むしろ、逆効果となります。
一般的に週に2~3日がベストと言われております。
その根拠についてお伝えしていきます。
筋トレ後の筋タンパク合成は48時間続く
まず、筋肉の増強をするためには、筋タンパク質合成を促進しないといけません。
そのために行うのが、筋トレですね。
トレーニング中はエネルギーを多く消費するため、筋タンパク質合成は抑制されます。
筋肉を破壊している状況をつくっているためです。
しかし、トレーニング終了後より筋タンパク質の合成が始まるのです。
それが48時間程度続くと言われております。
その48時間の間に「超回復」と呼ばれる、筋肉の修復作業が行われていると思ってください。
よって、この超回復の間に筋トレを行うと、筋肉の修復中に破壊行為を行うことになるので、うまく筋タンパク合成ができない状況をつくってしまうのです。
なので、適度な休息日を設けることがベストと言えます。
筋トレを行う時間帯はいつが良いのか?
せっかく筋トレをするなら効果的に行いたい。
どの時間帯にやるのが、いいのか?
これは私の経験上、夕方もしくは夜が良いと思います。
朝は目覚めてからそんなに時間が経っていないので、身体が温まっていません。
そして身体もあまり動かしていない状態なので、筋肉が解れておらず動きが硬くなります。
よって、パフォーマンスも悪くケガもしやすくなります。
昼だとおそらく昼食後になりますよね。
胃の中に食べたものが消化されないままトレーニングを行うと、エネルギーが分散してしまい消化不良を起こしやすくなります。
もっとも、無酸素運動とはいえ身体を動かすので、お腹の中でゴロゴロされると気持ち悪くて筋トレに集中できません。
となると、身体も温まっており筋肉も解れた状態の夕方か夜ということになります。
夕方なら夕飯前に、夜なら夕飯を軽めにして食事後の1.5時間後から2時間後に行うようにすると良いでしょう。
私の場合は、専ら夜派でしたが、やはり屈強な方たちが多かったです。
鍛える部位を変えるならトレーニング日を増やすのはアリ
「でも、スポーツジムにいるムキムキの人たちって毎日のように来てる人、多くない?」
「毎日のように来てて、なんであんなムキムキなの?逆効果になるんじゃなかったのか?」
そんな声が聞こえてきそうですね。
トレーニング周期は、週に2~3日がベストとお伝えしましたが、鍛える部位をその日その日で変えるなら話は別です。
例えば、週4日で筋トレをする場合、2日は上半身、2日は下半身といったように分けてトレーニングをする方法です。
1日にトレーニングを行える時間も体力的に限界があると思うので、部位を分散して行える時間がとれるなら、そちらの方がより効果的に筋肥大できると思います。
私が通っていたトレーニングジムのマッチョな方たちは、やはりその日その日で鍛える部位を決めて集中してトレーニングされていました。
私の場合、オンオフのメリハリをつけたい派なので、週2日のトレーニングで筋トレする日はしっかり全身行っています。
まとめ
まず、毎日の筋トレは現実的ではないし、逆効果になるということを覚えておいてください。
筋トレが楽しくて仕方がないという人もいるかもしれませんが、大半がそれぞれ目的があって筋トレをしようとしているはずです。
「決して楽しいとは思ってないけど、筋トレをしたい」
そう、思っているのではありませんか?
毎日なんかできるわけありません。
それよりも、少しずつでも続ける事のほうが大事なのです。
あなたが筋トレをする目的はなんですか?