「なりたい自分」を実現できる人は、時間軸で考えている
「〇年後にはこうなっていたいなぁ」みたいな漠然としたビジョンって、誰しも描いているのではないでしょうか?
もし、「別に今のままで不満ないし、なるように生きていければいいよ」って思っているのなら今すぐこのページを閉じてください。
今回は「自分は将来的にこうなりたいなぁ」って思っているあなたに、あるテクニックをお伝えしたいと思います。
それは『タイムライン』を構築することです。
タイムラインとは?
最近いろんな場面で使われている言葉で、SNSや時刻表、行動計画、ビデオ編集ソフトなどの時間の流れをグラフなどで表すもの、と総じて時間の流れを示すものです。
しかし、私が今回お伝えしたいのは、私たちの無意識の中にある過去から未来への時間の流れのことです。
コミュニケーション心理学「NLP」の世界でもこれをタイムラインと呼んでいます。
ビジョンを描く
あなたにとって過去から未来、または現在から未来とはどんなベクトル(矢印)を想像しますか?
私の場合は、
過去→→→→→→→→→→→→現在→→→→→→→→→→→→未来
と、左から右の方向がイメージできます。
まずは、理想的な未来のイメージを創り、何年後に達成したいのかを明確にします。
- 「もしも」なれたらいいな
- 「もしも」こうできればいいな
という、満足条件をイメージするのです。
達成したと仮定して、その時観える映像、聞こえてくる音、肌で感じるものや、その時の感情までイメージするのです。
これをアクティブイマジネーションと呼びます。
そして自分に問いかけます。
- 自分が欲しいと思っている結果は実現可能なのか?
- 自分がそれを実現するための能力をもっているのか?
- 自分はそれを手に入れるのにふさわしい人間か?
この3つのうち、1つでもNOがあれば別の望ましい状態・結果に変えるべきです。
目標までの過程も分割してイメージする
目標到達までの道のりもイメージすることが重要となってきます。
例えば、「70kgの体重を1年後には55kgにしたい!」という目標をたてたとしましょう。
1か月後はどうしているか?
3か月後はどうしているか?
6か月後はどうしているか?
9か月後はどうしているか?
1年経った。どのように変化しているか?
と、小刻みにイメージをしていくのです。
これも、その時に何が見えるか?何が聞こえるか?何か感じることはあるか?というところまでイメージします。
このようにイメージを小刻みにすることで、今からやるべき行動が見えてくるのです。
うまくいかないときは過去に振り返ってみる
あなたがこれまでの人生で体験してきた事はすべて資源であり、財産です。
その中で楽しかったこと、必死になっていたこと、夢中になっていたこと、悔しかったこと、必ずあるはずです。
そんなリソースフルな体験を3つくらい思い出してみてください。
その時目に映っていたものは何か?
どんな音や声が聞こえていたか?
何を感じ、思っていたのか?
そんな情景をリアルに思い出すのです。
「あの時、めっちゃ頑張ってたなー」
そんな熱く、パワーにみなぎっていた当時のエネルギーを引き出すことが、目標達成の為のエンジンとなるのです。
まとめ
「あなたはいつから自分で服を着れるようになりましたか?」
「あなたはいつから文字を書けるようになりましたか?」
「あなたはいつから一人で身の回りのことができるようになりましたか?」
このように人は無意識のうちに生きる術を習得しバージョンアップしてきているのです。
私たちは「できない」を「できる」に変えてきた生き物なのです。
スポーツ選手もイメージを非常に大事にしています。
ビジョンを持つことで、
- 自分の枠組みを取っ払い枷を外せる
- 自信がつき、それと同時にモチベーションが上がる
- 引き寄せが始まる
の効果が表れます。
著名なスポーツ選手はこのメカニズムをよく理解しているのです。
まずは小さなことでも良いので試してみてください。